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介助犬の適性と健康管理

介助犬になれる適性と、継続した健康管理の説明です。

介助犬は、どの犬でもなれるというわけではありません。しっかりとした適性が定められており、それをクリアして始めて介助犬として使用者の元へいくことが出来ます。また介助犬ならではの健康管理も非常に重要な要件として配慮しなければなりません。

適性犬の確保及び健康管理等について

安定的な確保

  • 介助犬育成団体は、候補犬として適性のある犬を安定して確保するよう努めなければならない。 また、適性がないと判定された犬について譲渡先を予め確保しておく等の配慮が必要である。
  • 介助犬を繁殖させる育成団体にあっては、遺伝性疾患が生じるおそれのある犬を繁殖の用に供さない ように努め、また、候補犬の選定にあたっては、遺伝性疾患のおそれのある犬を選定しないように努め なければならない。

健康管理

  • 健康管理義務として、毎年1回、狂犬病ワクチン接種等を行うとともに、避妊・去勢手術を施すこと。
  • 獣医師による定期的な健康診断や検査等を行うこと。
  • 犬に起因する感染性の疾病について正しい知識を持ち、人への感染の防止に努めること。
  • 犬の疾病及びけがの予防、並びに寄生虫の予防と駆虫等日常的な健康管理に努めること。

適性のある介助犬とは

介助犬としての訓練を行うに際しては、その犬の身体及び性質についての下記の適性評価を行わなければなりません。

  • 身体
    • 体高や体重は、使用者のニーズに対して適正なものであること。
    • 健康で体力があり、遺伝性疾患及び慢性疾患を有していないこと。
    • 被毛の手入れが容易なこと。
  • 性質
    • 健全で陽気な性格であり、動物や人間に対して友好的で臆病でないこと。
    • 人間と一緒にいることを好むこと。
    • 他の動物に対して強い興味を示さず、挑発的な行動をしないこと。
    • 攻撃的でなく、過剰な支配的性質を有していないこと。
    • 大きな音や環境の変化に神経質でなく、落ち着いていられること。
    • 平均的な触覚、聴覚及び感受性を有していること。
    • 集中力と積極性及び環境への順応力があること。
    • 乗り物酔いがないこと。

介助犬の説明

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